いつも見慣れた景色の中で 小さな闇が生まれ忘れられてゆく あなたに想い伝えることさえ ためらって押し殺す 増えてゆく虚ろな空間が居場所なのか? 気付かないふりをしていた傷跡が 何か知らせるように深くうずく 平穏の中で忘れ去られていく 生きる意味があるのなら… 痛みとともに刻まれてくのが 本当の願いなら 目を逸らししまい込んだものは愛なのか? 守らせてくれない心の声に 耳を傾ける覚悟はまだない あなたのためじゃなく自分のために 戦うことができたなら 気付かないふりをしていた傷跡に 価値があるのは本能が知っている 何が正しいかなんて僕は知らない でも生きてゆくのなら…